行方でのイチゴ栽培は、実は半世紀以上の歴史があります。当初は麻生地区や北浦周辺で米の裏作としてはじまりました。今では、玉造地区も含めて76軒ほどの農家がイチゴの生産に取り組んでいます。
イチゴは12月から収穫がはじまり、2月から4月にかけて出荷のピークを迎えます。その期間、一番働くのは人間ではなく蜜蜂です。それぞれのハウスに蜜蜂の巣箱が置かれ、花から花へ、たくさんの蜜蜂が飛び交います。形の良いイチゴを作るには、このミツバチによる受粉が欠かせません。また大きなイチゴをたくさん収穫するには、イチゴの花となる「花芽」を効率よく分化させる生産者の細やかな管理が欠かせません。
人とミツバチが協働してつくる行方のイチゴは甘味が強く、市場への出荷に加えて贈答用などで個人へも直販され、人気を集めています。
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